ごぼうの皮を食べるときの注意点

あなたは野菜や果物を食べるとき、皮は剥いているでしょうか。
おそらくほとんどの人が皮を剥いて食べると答えると思いますが、実に勿体ないです。

というのも、野菜や果物の皮には栄養がいっぱい含まれています。
しかも抗菌、殺菌作用があり、傷を治す作用、抗酸化作用があるのですから、皮を捨てるのは勿体ないと思いませんか。

例えば玉ねぎの皮にはケルセチンという成分が含まれていますし、カボチャの皮にはβカロテンが豊富に含まれています。
生姜の皮には脂肪燃焼効果のあるジンゲロンが豊富ですし、人参の皮には実よりも栄養素が豊富です。

もちろんごぼうの皮にも栄養がたくさん含まれており、上記のような作用があります。
ただスーパーなどで売られているごぼうには土が付いていますし、汚れをゴシゴシ落とすのが面倒なので、皮ごと剥く方が楽です。

そのまま料理に使ってしまえば、スープや炒め物が真っ黒で見た目も悪くなってしまいます。
さらにアクが強いので、アク抜きのために水にさらしたり、酢水にさらすという人がほとんどでしょう。

皮を剥いて、アク抜きをしっかり行えば、見た目も良くなりますし、えぐみも消えて美味しく食べられるかもしれません。
しかし手間をかけて栄養をほとんど逃がしているに過ぎないのです。

そもそもごぼうを皮を抜かずにそのまま料理に使うと真っ黒くなってしまうのは、ポリフェノールという成分が原因で、実は体にとっても良い栄養素なのです。
また実以上に豊富なのが食物繊維、ごぼうの皮にはイヌリン、セルロース、リグニンといった食物繊維の宝庫なのです。

ごぼうに含まれるさまざまな食物繊維は腸の運動を活発にして、腸内の老廃物、残留物を排出してくれたり、腸内のバクテリアを元気にして、免疫力を活性化してくれます。
整腸作用の他、癌をはじめとする生活習慣病の予防にも効果が期待できるため、ごぼうは皮ごと食べた方が良いのです。

ただ問題はごぼうの皮に付着している土壌菌、これは加熱調理しても完全に死滅しないことがあり、食中毒の原因になったりします。
ですからごぼうの皮をそのまま使うのであれば、しっかり天日干しすることが大切になってきます。

また皮を食べることを前提に栽培されていないために、農薬がたくさん使われている可能性もあるため、皮を食すには無農薬であることが大切になってきます。
ごぼうの皮を手軽に摂取するにはごぼう茶がおすすめですが、もちろん自分で作る場合も無農薬のごぼうを使い、天日干しをしっかり行う必要があるでしょう。

またあまりに安いごぼう茶はごぼうの皮を使っていないことがあるので注意が必要です。
なおあじかんの焙煎ごぼう茶は当然無農薬、天日干しをはじめとする加工には十分配慮したごぼう茶です。